※2018年12月に閉店し、神保町の支店にマスターは移りました。(2019年2月追記)
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かれこれ、大申の5度目の投稿になります。
このお店には、これまで載せてきませんでしたが、名物商品があります。
「え、辛いのとか痺れるのとか、俺、結構イケるほうだよ」と仰る人を、
一口で無言へと落とし込む他のお店では食べたことのない逸品。
それが、大申の「汁なし担々麺です。」
ずっと前に撮った写真ですが、
汁なし担々麺には、<激辛><激痺れ>と注意書きがされています。
※2015年7月現在、炒餅は、メニューからなくなってしまいました。
この当時、
10人食べると、1人くらいしか完食できないという事で、
このような注意書きをしたという事でした。
しかも食券を買ってからも「本当に大丈夫ですか?」と念をいれられます。
あるお客さまから「東京一痺れる」という称号も貰ったようです。
そんな汁なし担々麺。
普段は他の友人が頼んだのを横から摘まんでいたのですが、
確かに物凄い痺れなのです。
一口食べて、あ、大丈夫かも、と思ったあたりから、
一気に舌と唇の感覚が失われていきます。
お店に訪れている際に、
「大丈夫です!食べれますから」と強がったのに、
商品が出てきてまもなく、
「ごめんなさい」と言って帰っていく人をたくさん見てきました。
痺れだけじゃなくて、
ぶわぁっと毛穴の開く感覚と共に、汗が噴き出てきます。
美味しい!
美味しいし、癖になるんだけど、そんな量は食べられない。
それが正直なところでした。
なので、たまーに大人数で頼んだりしてみんなで分けて食べてました。
ホント癖になる味で、たまに食べたくなるんです。
そんな、たまにちょっと食べたいという人に朗報は、
フルサイズをハーフサイズ+ご飯でも出してもらえます。
こちらがハーフサイズの汁なし坦々麺。
見た目は、全然辛くなさそうで、美味しそうな感じです。
これを食べる前にぐわっーと混ぜます。
下に辛そうなタレがたまっていたようでみるみる赤くなっていきます。
とはいえ、まだ見た目はそこまで辛そうではありません。
ここまでは「全然いけるっしょ」ってみんな言うんです。
でも、一口食べたら・・・
おとなしくなります。
一緒に出してもらえるお酢をかけると少しマイルドになりますが、
それでも相当な痺れです。
でも、癖になるのはちょっとするとその痺れが、スーって引いていくこと。
痺れの元は、漢源花椒という山椒の一種ですが、
品質のいい花椒を仕入れてきて、店内で炒って引いているというこだわり様です。
昔は10人に1人しか完食出来なかったようですが、
最近は猛者が集まる為か、リピーターが増えたのか10人に6人は完食するようです。
びりびり痺れてみたい方、是非お試しあれ!
最初はシェアして食べるのが、無難かと思います。
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