長野善光寺には、戸隠に来たついでに寄って以来、記憶の中では二度目です。
でも前回、何を見て、どこで食べたかとか、全く覚えてない。
地元の人に聞きながら、魅力的な食べ物を探して、歩きました。
地元の人に人気の蕎麦屋「元屋」
通常、いろんなお店で、ちょいのちょいの摘む、食べ歩きスタイルなのですが、
東京からずっと運転してきたらお腹が空きすぎたこともあって、
長野=信州そばというイメージに乗っかって、まずそばを食べることにしました。
善光寺のインフォメーションセンターで、オススメの蕎麦屋を聞くと、
ボランティアガイドの方が丁寧に教えてくれました。
「十割そばを食べたいならここだな。」
「地元の人に人気があるのはここって話だな。」
「・・・俺は行ったことないけど・・・。」
絶妙なオススメのされ方でしたが、
「地元の人に愛されているお店に、間違いはないはずだ!」ということで、
こちらのお蕎麦やさんまでやってきました。
元屋さん。
長野から善光寺に向かって歩いて行き、善光寺の信号を左折したところにあります。
外でメニューを眺めながら、とりあえず中に入ります。
店内は落ち着いた雰囲気。
あまりにお腹が空いていたので、後で食べ歩くつもりは満々でしたが、
ざるそばの大盛りを注文しました。
あー、美味しそう!
ちっちゃい頃は、信州に来ても、どこに行っても、うどんを注文するうどん派でしたが、
この年になって、そばの地では、そばを注文して美味しく頂けるようになってきました。
この不揃いの感じがいい感じ。
地元に愛されているだけあって、美味しいお蕎麦をいただきました。
そして、大盛りにしたこともあるかもしれませんが、
上品過ぎない量で腹が満たされました。
リアルな口コミって大事だよなー。
どうしてもネットの口コミって操作されちゃうからなー。
さて、善光寺にでも行こうかと思い、
蕎麦屋を出てみたら僕たちの眼の前に、次なる目的地が飛び込んできました。
善光寺に一番近い蔵元「よしのや」
それがこちら、「西之門」というお酒を作っている蔵元「よしのや」です。
もともと、善光寺は7世紀くらいにできているのですが、
長野市は19世紀末にできています。
そう、もともと長野市自体は、善光寺の門前町として発展した町です。
そんな、善光寺に一番近い蔵ってなんかすごそう、ということで、
少し覗いてみることにしました。
雰囲気のある道を抜けていきます。
抜けた先には、試飲即売所がありました。
中は、広いスペースに、試飲できる商品や、
買った物を発送できる机が並べられていました。
「ぜひ試飲してください!そして買ってください!」
そんな雰囲気が満々の場所。
こんなずらりと種類が並んでて全て試飲できるのに、残念なことに運転の途中。
なので、アルコールの入っていない、甘酒をまずはいただきました。
酒は泣く泣く諦めて、発酵食品ついでに、味噌も試食。
熟成具合の話とか聞きながら、美味しくいただきましたが、
普通の味噌と食べ比べしてみないと違いがよくわからないというのも正直なところ。
一つ言えるとすると、これできゅうり食べたかったなー。
そんなこんな、飲む点滴「甘酒」が普通に美味しかったので、
「柚子甘酒」という商品を一本、いただくことにしました。
この敷地内では、昔使われていた、酒蔵の中を見学することもできます。
今は別の場所で酒造りが行われているということで、
新酒の訪れを告げる杉玉も、昔のままで時の流れを感じます。
中はとってもいい雰囲気。
こういう感じ好きです。
動いてこそいなかったけど、製造設備も見れて、楽しい酒造見学でした。
地元の人がオススメする「おやき」のお店とは?
蕎麦を食べて、酒造を見学して、いざ食べ歩き。
長野といえば、そばの次はおやきでしょ、ということで、
こっそりさっきの蕎麦屋で、店員さんにオススメのお店を聞いておきました。
ジモティーは間違いないですからね!
そこでオススメされたのが、善光寺から坂を下る途中にあるこちらのお店
どれがお店の名前か分かりにくいですが、
蕎麦屋の人は「さんやそう」さんって言ってました。
アピールが地味!笑
店内はとってもローカルな雰囲気で、奥でおばさまがたが仕込みをしています。
初めて見る食べ物も置いてありました。
なんでも話を聞くと、
「『やしょう』という人が、昔作って持って行ったら美味しかったので、
『やしょう、うまいぞこれ』が転じて『やしょうま』になった」のだとか。
ヘェヘェ。
それはそうと、おやきももちろんあります。
人気だという辛大根がなくて、ちょっと残念だったのですが、
代わりに野沢菜をゲット!
早速その場でセルフで入れたお茶と一緒にいただきまーす。
うん、なかなかですな。美味しい。
仲見世通りを歩きながら善光寺グルメを食べ歩き
大盛りそばに、おやきを食べたら、それなりにお腹も膨れてきました。
いざ、善光寺詣で。
善光寺の信号を過ぎると、しばらく、両側に宿坊が並びます。
なんだか趣のある、建物でいい感じです。
って思ってたら、せんとくんに似たお坊さんとタヌキを見つけました。
ここは、長野県です。
するとまもなく、仁王門に到着します。
力強い仁王像を見上げることができます。
仁王門から山門にかけては、多くの商店が軒を連ねます。
「すや亀」ののり巻き焼にぎり
一番最初のお店でちょっと気になる看板を見つけました。
みそソフトクリームとか美味しいのかしら。。。
同じみそでも、こっちののり巻き焼むすびは絶対美味しいだろうな。
お一ついただいてみたら、シンプルに、米と海苔と味噌。
まぁ当然間違いのない味でした。
どのお店もおやきを売っていたりもするのですが、さっきおやき食べたし、
おやきだけで食べ比べるのも、つまらないので、他のお店を探してみました。
「いづみや」の信州牛コロッケ
このお店も大きく扱っているのは、五平餅と野沢菜でした。
でも、窓ガラスには、信州牛コロッケの案内が。
しかも、「食べやすいスティックタイプ」というのが気になる。
頼んでみると、確かにスティックタイプでした。
これ、食べ歩きに最適だなー。
錦市場で見た、刺身の串もそうだけど、
東京の商店街でも、
食べ歩き狙ってこう言う食べ歩き最適化(TWO)商品を並べたら、面白いのに。
信州牛の味ももちろん美味しかったです。
その後、ちょっとそばまんじゅうの試食をもらったりもしましたが、
残念ながら、お腹も程よい塩梅を超え、いっぱいに。
ぽたぽた焼きも気になったけど、
店員さんが中で捕まって時間かなりそうだったのでパスしました。
山門間近には、こんなおしゃれなお店もありました。
そばクレープ。
気になったけど、これもまた次回ということで。
こうして、食べ歩きを終えて、山門に無事着いたのでした。
油断して食べ歩き満喫していると、
山門の上とか、本殿の中とか、参拝時間を過ぎちゃうのでご注意を。
長野の食べ歩きも楽しかったです。
コメント