初めて柴又という駅で降りました。
葛飾区に降り立ったのすら初めてかもしれません。
柴又の商店街は観光地化された商店街でしたが、
楽しく食べ歩き出来て、そして味のある商店街でした。
ちなみに、柴又は、
江戸川を挟んで千葉県松戸と向かい合っている場所に位置しています。
地図で改めてみると、結構遠い。でも電車で30分くらい。
商店街の食べ歩きをしているうちに、
ふと見かけた柴又に惹かれついつい降り立ってしまいました。
改札を出るとそこから始まる参道商店街
柴又駅へは、高砂駅で乗り換えて向かいました。
1時間に4本の電車なので、15分ほど乗り換えで待ってやっと到着。
正面の改札から出ようかと思いきや臨時改札で、
踏切を待って反対側のホームに渡ります。
改札を出ると、早速駅前に寅さんがお出迎えしてくれます。
駅の目の前には観光案内所があります。
ただ、それより左側のお店が目立ちます。
「寅さんロケ地からのおみやげ」
寅さん一押しかと思いきや、
「金のうんこ」
どういう繋がりかわかりませんが、
一度観光案内所に戻り地図を貰って再出発。
駅前から既にいい雰囲気の街づくりがされています。
参道に面しているお土産屋もいい雰囲気を出しています。
お土産屋の店先にあった全国ベスト100家紋。
家紋って文化は廃れつつありますけど、いいですよね。
個人的には大好きです。
駄菓子屋の雰囲気もいい感じ。
レトロな感じも素敵です。
そうこうしているうちに「帝釈天参道」が見えてきます。
脇には山田洋次監督の石碑が。
だんご、だんご、だんごの食べ歩き。1位は…?
信号を渡って、メインの参道に入ります。
入るとすぐにもう気になるものばかり!
これ、駅の看板で見かけたお店です。
草団子がその場で食べられるという事で早速注文。
高木屋老舗の草団子160円。
ちょっとお高いけど、やわらかくて美味しい!
お次ははすむかいにあったい志い。
店頭の焼芋ようかんが美味しそうで思わず引き寄せられました。
あっつあつのようかんを頂きます。
い志いの焼芋ようかん150円。
焼芋ようかんっていうか、焼芋でした。
ほっくほくで美味しい!
なんて食べてると、今度は目の前に現れたのがとらやさん。
こちらも草だんごのお店ですが、土日祝だけのメニューがあるとのこと。
それは焼草だんごというものらしいです。
どういうものかというとこういうもの。
とらやの焼草だんご150円。
刻んだ海苔がまぶされてました。
口の裏に細かいのがくっつくけど、食べやすいし、これはこれで面白い!
漬物屋にも多くの人が群がっていました。
だんごで甘くなった口を、少しお漬物を摘まんでお口直し。
すると、横にまたまた気になるだんご屋さんが。
気になったら早速注文。
吉野家の草だんご1個54円
こちらお店は1個1個、個装で出してくれるのも嬉しいところ。
ヨモギたっぷりで、これがほんっと美味しかった。
この味をキープできるのは、当日のみのようで、
お土産に際しても「本日中にお召し上がりください」と書いてありました。
これ、ほんとお土産に買って帰りたいくらいでした。
というわけで、
おだんご→焼芋ようかん→おだんご→おだんごと食べ歩いてきたわけですが、
だんごNo.1は、ずばり、吉野屋さんのおだんごです!
あんこも美味しかったし、よもぎの練り込まれた餅も絶品でした。
お土産に買って帰りたかったのですが、
夕方に通りかかった際にはすでに売り切れてしまってました。無念。
柴又帝釈天をぐるり観光
だんごをつまんでいるうちにお腹が落ち着いてきたところで、
目の前に柴又帝釈天が見えてきました。
この参道、長さとしては実にコンパクトですが、
密度としてはなかなかのものです。
だるま屋さんもありました。
そして、いざ柴又帝釈天の中へ。
敷地内にはいると、大きな松の樹が印象的でした。
本堂をお参りしてから、お堂の周りを散歩。
まっすぐ伸びた廊下もきれいですが、
柴又帝釈天は彫刻がとても有名なようです。
有料の彫刻ギャラリーもありました。
それにしても多くの観光客の人が訪れていました。
そのうちの多くは、おばちゃんたち。
まだ柴又には、外国人観光客の波はまだ押し寄せてはいませんでした。
お昼には大和家で天丼を
一通り柴又帝釈天を散歩した後、
どこかお昼を食べる場所を探しに参道に戻りました。
参道は、休日という事もあって、多くの人で賑わっていました。
いい商店街って、街並みが統一されているよなーって思いながら、
少し残念だったのは、柴又100キロウォークの垂れ幕。
目立つけど、なんだか、少し街の雰囲気と違うような。。。
そんなこと思いながらぶらぶらしていたのですが、
気軽に食べられる場所を探していたものの
おだんご屋かお土産屋にくっついた食堂が殆どの柴又参道商店街。
やっとこさ、だんご屋に囲まれていた良さげなお店にたどり着きました。
大和家さん。
店頭で天ぷらを揚げていますが、店内で天丼を食べられます。
店内もとってもいい感じの雰囲気。
奥まで席があって、中は広々してました。
柴漬けを食べながら待っていると、
やってきた天丼。
あーこれ美味しそう!
海老、キス、ししとうの3品が乗って998円。
サクサクしていて、美味しくて、量もちょうどいい天丼でした。
少し足を延ばして庭園と河川敷散歩
食べ終わった後は再度腹ごしらえでお散歩。
帝釈天前を通ると、
奇跡的に入口に人がいない写真をおさめることができました。
そんな帝釈天の裏側に散歩していくと、山本亭という家+庭園があります。
庭園と聞いていたので歩けるのかと思ってましたが、見る庭園でした。
家の中を歩きながら庭園を眺めることができます。
立派な庭園。
家の中もさすが裕福なおうちという雰囲気でした。
人力車も普通に玄関に置いてあったし。
細部にまでこだわっていて、いい家なんだなーって感じが更にしました。
山本亭を出た後は、キレイなつつじを愛でながら、河川敷にまで出てみました。
広々としたサイクリングコースがあってとってものどかな感じ。
この河川敷の感じ好きだなー。
この河川敷から矢切の渡しという船が千葉に出ているのですが、
渡った先には何もないというので、ただ眺めてました。
ボーっと満喫してから、商店街に舞い戻りました。
もう日も暮れて、夕陽があたってそれはそれでいい感じ。
駅に戻ってさぁ帰ろうと思ったのですが、
観光地化されてない商店街も気になったので少し歩きました。
徒歩1分でたどり着いたのが、おでん屋さん。
このおでん屋さんの先はもうお店がなさそう。コンパクトな商店街です。
何と、店頭でかき氷を売ってますが、そのお値段が130円。
ミルクがけも+50円。安い!
これ、ピーチ+ミルクで180円。
駅前も250円で売ってて安いなと思いましたが、
断然徒歩1分のこちらの大国屋がおススメです。
かき氷でクールダウンして、柴玉の食べ歩きも終了。
すっかり夕陽が差し込む中、
哀愁漂う寅さんの後ろで外で飲んでる人たちもいい感じです。
この「春」という居酒屋では、
ブランデーをジンジャエールで割った、ブラジャーというお酒があるそうです。
次回、おだんご買いに来た時にでも飲んでみようかなと思います。
観光客も多く盛り上がっていて、
街並みも統一感があっていい雰囲気、
だんごも美味しかった柴又帝釈天。
なかなか楽しい場所でした。
ただ、駅の看板に空きが目立つのが淋しくて気になりました。
コメント
草だんごと言うと高木屋さんのしか食べたことありませんでした
w(゜o゜)w
今度は是非、吉野家さんの草だんごを食べてみたいですいえ食べます‼焼き芋ようかんも美味しそう(^w^)
>オオギヨウコさん、
長々読んでいただきありがとうございます!
吉野屋さんの草だんごと、い志いさんの焼芋ようかんも是非!
そして、おススメあったら教えてください!
素敵な案内ありがとうございます早速行ってみます。特に天丼が早く食べたい^ – ^
今日行きます❗️天丼食べに。
[…] 詳細ページ […]