恵比寿で遅めのお昼ご飯を食べて、なんか少し甘いものを口にしたくなった昼下がり。
ふと、たい焼きが食べたくなり調べてみると、近くにいい感じのたい焼きを発見しました。
大通りから少し中に入った裏通りにあるひいらぎさん。
人がいないと一見通り過ぎてしまいそうな、シックな外観をしています。
「一匹、三十分、時間をかけて焼き上げるこだわりのたい焼きでございます。」
この看板を見て、
「うほぉー30分も待つのか。どうしよう。」と思った人は自分だけじゃない気がします。
安心してください。大量に焼いてますよ。
大量に焼いているのを見て、「あ。養殖なんだ」って思っちゃいました。
たい焼き業界では、
一つ一つを焼いていくのを「天然物」と呼び、
そうでないものを「養殖物」と呼んだりしているようです。
たい焼きで有名な、
人形町の柳屋も、麻布十番の浪花屋も、四谷のわかばも全て天然です。
でも、ここは養殖のたい焼き。
前に、とある商店街で養殖のたい焼き食べたときはもっさりして美味しくなかったな。
そんな思いが頭をよぎります。
しかも、30分かかるためか、大量に作り置きしている。
出来立てが食べたいんだよな。。。
そんな思いも頭をよぎります。
でも。
ここまで来たら食べてみますよ、たいやき150円なり。
出てきたたい焼きは、あっつあつ。
あ、そんな長い間作りおいていたわけじゃないんだ。
食べてみると、かりっとした皮と、あっつあつのあんこ。
全然、前に食べた養殖のもっさり感がありません。薄皮たい焼きだー。
養殖のたい焼きも、ここまでできるんだってことを初めて知りました。
30分かけてじっくり焼いているのがいいのかしら。
何が、このたい焼きの秘訣なんだろう。
中にはほんとあんこがぎっしり!
美味しさにうそのつけない粒あんです。
そこいらのたい焼きの2倍の量くらい入ってるんじゃないかっていうあんこの量でした。
でも、あんこも甘さが控えめなので、一匹ペロリといけちゃいました。
カリッとした皮、アツアツたっぷりのあんこ、食べ応え十分の鯛焼きでした。
これは、天然のたい焼き以上なんじゃないか!?
食べログのベストスイーツに何年も選ばれているだけのことはありました。
いやー、また恵比寿行ったら立ち寄っちゃいそうです。
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