先日喜多方を訪れた際に、定休日と重なり行けなかったお店に、早速行ってきました。
塩のばんない食堂に対して、醤油のまこと食堂と双璧で有名なお店です。
まこと食堂は川近くの広い道に面していました。
でも、ぱっと見、「まこと食堂」っていう文字が見当たらず、ここでいいのか悩みます。
出看板にちっちゃく、赤地に白で「まこと」って書いてあったので、なんとかわかりました。
どうも、木の看板や、暖簾には、漢字で、「満古登」って書いてあるみたいです。
暖簾が掲げられている入り口が二つ。
どっちに入ります?
左側から入ってみたら、「右側入ったところで待っててください」と言われました。
左側がテーブル席、右側は座敷席になっているみたいでした。
右側は、座敷席っていうか、田舎の民家をそのまま解放した雰囲気です。
民家っていうより、民宿、かな。
通されたのはなんと個室。赤ちゃん連れだったので、気兼ね無くてラッキーでした。
壁にはいろんな人のサインが掲げられていましたが、この人のお写真も。
誰だかわかります?
安倍首相です。
食べたのか立ち寄っただけなのかはわかりませんが。
それはそうと何にしようかメニューを見ます。
「メニュー」では無く、「舌代」。
調べてみると、なるほど、参考になります。
しただい【舌代】
〔口で言うべきところを代わりに文字で示した、の意〕
飲食店などで、客に示す挨拶あいさつ・値段表などの初めに記す語。口上。口上書き。ぜつだい。
(大辞林)
参考にしたところで、
ばんないと比べるべく、チャーシューにしようかとも思いながら、大盛中華そばを選択。
ドタバタと若そうな、バイトさんが行き来して、
度々、「注文大丈夫ですか?」とか、ちらり覗きに来たりしていました。
若者の、いいバイトの場なんだろうなー。
そして、やってきたこちらが、大盛中華そば。
なんともシンプルな見た目。ぼくとつとした感じ。
麺は縮れ麺。
スープは醤油ベースで、油が浮かんでるけど、そこまで濃くない感じでした。
そんなにお腹空いてなくて、大盛いけるか心配だったけどペロリ。
美味しくいただきました。
喜多方に来て、ラーメンじゃなくて、カツライス、とか頼むようになったら、
築地に行って、海鮮食べない人のように、ちょっと通になれるのかもな、とか考えちゃいました。
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