築地市場も、2016年11月2日をもって終了し、11月7日から豊洲新市場へと移行します。
場外市場は今ある場所に残ることが決まってますが、「THE市場」築地を楽しむならあと僅かです。
場内の魚がし横丁と呼ばれる飲食店街を訪れるのも楽しみの一つ。でも、一部店舗は3-5時間待ちという状況もざらだったりします。
「それだけ待つ価値あると思う?」とよく聞かれますが、美味しいだけで、個人的にはそんなに待つ気にはなれません。
待たずに入れる美味しい店が、他にもたくさんありますから!
そんなこんな、この日は新しい店を開拓してみました。
魚がし横丁の一番正門に近いエリアにある磯寿司さん。
週末になると行列もできるけど、平日は並ばなくても入れる程よいお店です。
しかも気になったのが、2400円で限定30セット提供されているこれ。
大抵、この魚がし横丁の相場的に、大トロ、うに、いくらが入ってくると、
大体3,500円-4,000円というのが相場なのですが、なんと30%近くもお得。
12貫+たまごというボリュームもたっぷり。
恐る恐る朝の8時過ぎに訪問してみたら、問題なく30セットにありつけることができました。
さてさて。
あとは肝心のお味。
カウンターに着くと、さっと葉っぱを出してくれ、ガリを載せてくれ、準備万端。
まずはじめに、まぐろ3点が出てきました。
いやー美しい。
うまそうだな、何を食べようかな、と思っているうちに、たまごと穴子がぽん、ぽんっと。
そしてお吸い物もやってきます。
そうこうしているうちに、サーモンと鯵がマグロの横を固めます。
あ。逆サイドには、甘エビとはまちが。
うわー、これ旨そうだわ。
油断していると、ガリのさらに横に葉っぱにかろうじて乗る形で、いかとホタテ。
ホント職人さんって握るの早いですよね。
先日、寿司握り教室に行ったら、単に短時間で多くのものを創るだけでなく、
そうすることで、魚を触っている時間を減らして美味しいままで食べれるのだとか。
なるほどー。
さてと。では赤身から。
うん、あー美味しいわーこれ。
並ばなくて良くて、このクオリティーで、このお値段だったら、ものすごいお得です。
築地行く人に、自信を持って薦められちゃうコストパフォーマンスです。
ペロリ、ペロリ、と一貫ずつやっつけてる間に、ウニといくらもスタンバイ。
美しいです。
こう寿司が並ぶと、何を最後に食べようかと真剣に考えちゃいます。
大トロか。いや、大好物のサーモンで締めるべきか。
でも、同じ大好物ならウニが最後がいいかな・・・。
横の嫁は迷わずウニを残していました。
一緒にウニでフィニッシュするか。
いやーそれにしても美味しかった。
マグロも、青魚も、白身も、サーモンも、うにも、いくらもぜーんぶ美味しかったです。
朝を美味しいお寿司でスタートするって最高の贅沢です。
いい一日の始まりだ。
ごちそうさまでした。
ちなみに新市場でのお店も抽選の結果もう決まっているのだとか。
新しい市場も楽しみです。
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