【必見】蔦(巣鴨)で整理券をもらいミシュラン1つ星ラーメンを食べる。

ラーメン

2015年にラーメン店として初めて星を獲得した蔦。
一度は食べてみたいとずっと思っていました。

ただ、巣鴨という馴染みのない立地と、整理券を朝に獲得しなくてはいけないというひと手間で、訪問できずにおりました。

が、やっとのことで足を運んでみました。
だって、ミシュランって12月に発表なので、2018年版が発表される前の今のタイミングがいろいろ一番いいだろう、と。

 

食べるには朝に整理券をもらう必要がある

「整理券を朝に獲得しなくてはいけない」

そう、蔦のラーメンを食べるにあたって一番大事なポイントがこれ。

 

とにかく人気なうえに並ぶ場所も十分にないので、整理件制が導入されています。

ネットを調べるといろいろな情報がありました。

・7時か8時に配り始める
・早いと9時ごろに配り終わる
・昔は1人1枚だったが、今は1人で何枚でも整理券をゲットできる
・整理券1枚につき、1000円のデポジットがかかる

枚数制限については、どこかのタイミングで変わったようで、
実際に、2017年10月に訪問した際は「1人で何枚でも大丈夫ですよ」とのことでした。

ご親切にTwitterアカウントがあり、そこで整理券情報が公開されています。
中には、待ち時間なしで入れる時もあるのだとか。

これは要チェックです。

自分は平日の8時半過ぎに店に訪問しました。

 

サラリーマンがまばらに通るお店の前。巣鴨駅から徒歩2分で着きます。

 

暖簾のかかっていない窓に、整理券の説明が掲げられています。
水曜日は定休日なので要注意!

 

ガラガラと戸を開けて、準備中の店員さんに声をかけ、1,000円と引き換えに整理券をゲット!

この日は8時半にはまだ全時間帯の整理券が残っていました。

いやったー!これで蔦のラーメン食べれる!!

お昼が待ち遠しい!!

 

整理券があっても店前で30分ほど待ちます

 

12時の整理券を手にした場合、「12時-12時半にお店に来てくださいね」と言われます。

もちろん行きます。12時ちょっと前に。

 

お店の壁沿いにすでに待っている人がいます。

 

ざっと10人くらい。

 

気をつけなきゃいけないのは、
整理券を持っていれば待たずに入れるわけではないということです。

整理券を持っていないと並べないというだけで、
同じ時間帯の整理券を持っている人はたくさんいるわけで待ちます。

 

マンションの住人は嫌だろうなぁ。。。一階がいつもたくさん人がいて。

 

壁のメニューを見ながら、何にしようか考えます。

 

定番が醤油、なら、ここは醤油か。
せっかくの機会だからサイドメニューも気になる。

TKG?いや肉飯か?

そんなこんな並んでいる間に食券が回収され1000円が手元に戻ってきます。

軍資金ゲット!

順番が近くなると店内の食券機に案内されます。

 

何やら上にでかいボタンが…

 

何だこのスペシャルメニューは!?気になる…でも初回はやっぱ定番か…。

悩んだ結果、醤油Sobaを注文。

大盛りではなく、ご飯ものをつけることにしました。

 

待つこと30分でいざ店内へ。

 

実食!なるほど、なんか納得したミシュラン星付きラーメン

9席ほどのカウンターにはすでに蓮華とお箸が並べられています。

さすが、ミシュラン!ちょっと気持ち上品!

 

店内はみんな無言で静かな雰囲気。

手持無沙汰なので机上の説明文に目を通します。

 

脇役ですでにこの説明分。
いうなれば、ものすごいこだわりを感じます。

裏っ返してみてみると今度はラーメンのご説明。

 

まぁこういう説明ってよくありますが、
よくよく読んでいただくと、ムール貝だ、ポルチーニ茸だ、普段ラーメンで聞きなれない単語があります。

「最高級イタリア産黒トリュフオイル」というさらに聞きなれない単語も。

ちょっと前に、セブンイレブンでカップラーメンの蔦を食べたときに、
確かにトリュフオイルが入っていたのですが、本場がどんなもんか気になります。

そしてやってきた、醤油そば。

 

なんていうか、芸術。
見た目から洗練された感じが伝わってきます。

スープを飲むと…

あぁ。

あーあ!

 

美味しい!

っていうか、ラーメンのスープっていうより、
スープ単独として商品になりそうな感じ。

 

ラーメンなんだけど、いわゆるラーメンとは違う、洗練された料理として仕上げられた感じ。

なんか妙に納得しちゃいました。

他店と紙一重の普通の醤油ラーメンとか、とんこつラーメンとか、をミシュランに選ぶと、
「なんであそこの店なんだ、こっちの店のほうが絶対いい!」的議論が後を絶たないだろうし、
ミシュラン的にも、判断がしづらい部分は出ると思うんです。

でも、トリュフとか使って、ここまで違う作品として仕上がってくると、
他とは一線を画した「ラーメン」としての立ち位置を確保したな、と感じるのです。

 

ちなみに、塩ラーメンがこちら。
透き通ったスープがまた美味でした。

 

再度ディッシュは、肉飯。

 

肉が上品に乗っているように見えますが、
ゴロっとしているのと、ガーリックもきいているため食べ応えあります。

玉子かけご飯もトリュフがかかれば素敵な一品に仕上がります。

 

あー、行列まで作ってそんなミーハーにミシュランなんか興味ないよ、と強がっていましたが、
実際に行ってみると30分なら待つ価値大有りの一杯でした。

だれか、巣鴨で整理券とってきてくんないかなぁ。

ちなみに美味しすぎて飲み干した器の底には、Yuki Onishiの文字。

だ、誰だと思って調べたら創始者でした。

 

同じように調べた人結構いるんだろうなぁ。

Yuki Onishi-san、ごちそうさまでした。美味しかったです。

また来ます。

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