一ノ関はもち文化が有名だと聞きました。
もちなんて日本全国どこでもあるじゃんと思ったのですが、せっかくだったので餅御膳が食べられるという、世嬉の一酒蔵直営のレストランせきのいちに行ってきました。
一ノ関をひっくり返した名前だと思われる「せきのいち」は一ノ関駅から徒歩10分くらいの場所にあります。
広々とした敷地内には、昔ながらの蔵がありましたが、
今は日本酒の製造は別のところに移っていました。
レストランに行く前に、ちらりお土産屋さんをのぞき見してみます。
幾つかのお酒を試飲することができます。
せっかくなので、一杯。
うん、なかなかに美味しかったです。
油断していると、飲みすぎます。
ちょっとお店の人の、ぐいぐい営業ぶりがすごくて、そそくさとしてしまいました。
お酒を味わったところで、いざレストランの方へ。
レストラン内部も、ジャパニーズモダンな感じに改装されていました。
テーブル席もいい感じ。
少し中には、いい感じのカウンター席もありました。お一人様でも安心です。
これぞ、餅!
日本人なら一度はついてみたいところです。
そんなこんな、席について、
餅御前で一番メジャーそうな奥州藤原膳を注文しつつ、
ビールを飲みながら待ちます。
せきのいちは日本酒の酒造ですが、現在はビールも製造していて、
「蔵ビール」と称して、多数展開しています。
あー昼からビールは幸せです。
そして、こちらがやってきた、奥州藤原膳。
9個のお椀の中、真ん中は箸休めの大根おろしで、残り8個はお餅です。
こちらは前菜的な品々と甘酒。
こちらはお雑煮でした。
餅文化の根強い一ノ関にはどうも300種類のお餅があるようですが、
そのうちの10種類程度を味わえるというのが、このお餅膳の特徴のようです。
ちなみに、8個のお椀の中の一つには、枝が入っていて、
それをひとつ目に食べれば、今日の運勢がよくて、
二つ目に食べれば、明日の運勢がいい・・・という風に、
占い的に楽しめる御膳でもあるようです。
いざ、あんこがかかったお餅からいただきます。
枝は・・・ない。
っていうか、枝ってどういうのがどういう風に入っているんだろう。。。
納豆を食べてみるけど・・・ない。
結局、7個食べても、出てこずでした。
はて、細い枝すぎて、食べちゃったのかしら・・・
そう思った最後のお餅で行き良いよく噛んだら、ガキって歯に当たりました。
おー、これが最初に言われてた枝か。
結構太いやつがしっかり餅の中に入ってます。
食べる際はご注意を。
一週間後にいいことがあるようです。
それにしても、餅食いすぎてお腹いっぱい。
また食べたいっていうものでもないけど、
見栄えもするし、訪れたら一度は味わってもいいな、と思える御膳です。
一ノ関で働いてて、
他のエリアから人が来たら連れて行っちゃうんだろうなー、
って思えるお客様層をよく見かけました。
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