「〇〇と言えば!」みたいなお店って、必ずどこの街にもあるじゃないですか。
「人形町と言えば」、みんなが知っているお店でいうと、玉ひでと今半のツートップだと思うんですよ。
でも、玉ひでは並び過ぎ、今半はちょっと高くて庶民じゃなさすぎで意外と足を運ばないツートップだったりします。
そんなツートップに挑んできました。ずっと行けてなかった今半に。
すっごい高過ぎなくても楽しめることが分かって、プチ贅沢にお勧めします。
人形町の今半は、大通りと並行に走る道に面しています。
総菜屋とお肉屋さんの建物が向かい合ってますが、
お肉屋さんの建物の横に、雰囲気ある入口が控えています。
壁にかかったお昼のメニュー。
1階は鉄板焼き、2階はお座敷になっていて、メニューも異なります。
今半というとものすごい高いイメージがあり、
確かに予約は5,000円弱のコースからしか受け付けていないのですが、
飛び込みで行けば、1階は2160円-、2階は2,484円-と、
安くはないけど比較的お手頃な値段で楽しめることが分かります。
「すき焼き弁当」ってなんだ?
幕の内弁当みたいな一角に、すき焼きが入ってるだけなのか!?
そんな思いも抱えながら暖簾をくぐります。
1階でちょっと待たされて案内された2階。
座敷ですが、テーブルに椅子がある個室でした。
壁に掛け軸もかかっていたりと、とてもいい雰囲気。
うんうん、高級感あるねー。
メニューは「昼の定食」と「昼の御膳」に分かれてます。
3780円の昼の定食と、2484円-の昼の御膳。
御膳って名前の方が高そうなのに安い!
でもここは少し見栄を張って定食にするべきか。
それにしても「定食」と「御膳」の違いってなんだろう。
「すいませーん!定食と御膳って何が違うんですか?」
「定食は鍋を持ってきてこちらですき焼きをつくりますが、
御膳は厨房でつくったものを持ってくる形になります。」
「それだけの違いですか?肉の違いとかではないんですか?」
「それだけの違いです。お肉が違うのは(もう一つのメニューを指して)こちらになります。」
な、なるほど。
気心知れているメンバーだし、見栄を張る必要はない。
ここは、御膳だ!
「すき焼き弁当お願いします!」
注文完了して、すき焼き弁当を待ちます。
それにしても予約は5,000円弱~のコースだけだとして、
軽い接待で来たり、後輩と来たりして奢らなきゃだったら、
いらない見栄はっちゃうんだろうな。
きっと、それで儲かってんだろうな、今半。
誰とくるかと何を頼むのかを統計取ったら、
綺麗に同僚だと弁当で、上司・部下とかだと定食になりそうな予感。
そんな余計なこと考えていたら小鉢が運ばれてきました。
瞬殺でなくなってしまいそうな小鉢。
まもなく、すき焼き弁当が運ばれてきました。
おぉ、これが今半の「弁当」か。
庶民には立派なお弁当です。
ん?ご飯はどこだ??
安心してください。左上のおひつを開くとほら。
ご飯は少し固めに炊かれている感じで、これまた美味しそうです!
ご飯はお代わり自由!
いざ、頂きます!
お肉もそれなりの量あってうまそーすぎます。
うん、美味しい!
ご飯がすすみます。
あー幸せだー。
一緒に行った人はご飯2回おかわりしていました。
全部が食べ終わると最後に〆のシャーベット。
贅沢です。
これで、2484円。
通常のランチから比べるとそりゃお高いんですよ。
でも、あの高級感ある雰囲気と美味しいすき焼きを考えると、
この弁当は十分その価値があるし、またつかう機会あるだろうなーって思いました。
でもねでもね。
個人的なおススメは、
今半の1階でうまそーな肉をちょっと奮発して買って、割下も今半の割した買って、
家ですき焼きをすることです!
こっそり最近はまってます。
これ、めっちゃうまい上に、弁当より同じ値段ならたくさん食べられるし、
コスパ的には最強ですから!
何はともあれ、今半さん、ごちそうさまでした!
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