築地駅の、市場側じゃない出口そばに、昭和からずっと続いてそうなパン屋さんがあります。
築地に行ったついでに、「気になる」というので足をのばしてきました。
そのお店の名前は、けしあんぱんの「築地木村屋」さん。
「けし」は「罌粟」と書くようですが、
「けし」ってもしかして、麻薬の原料になるやつか気になって、後日調べてみました。
・・・
すると、案の定、麻薬の原料の「けし」でした。
でも、ケシの種子(ポピーシード)は一般的に食用で用いられているとのこと。
欧米ではケーキ・マフィン・ベーグルなどの材料として一般化していたり、またポーランドのマコーヴィエッツやハンガリーのベイグリにもその実がふんだんに使われているのを見ることが出来る。また日本でも菓子の材料として普通に売られているほか、あんぱんの上にのっているゴマのようなものは、実はケシの種子(ポピーシード)である(注・本当にゴマがのっている場合もある)。この他、七味唐辛子の中に入っていたり、京菓子の一種「松風」に使われたり、さらには小鳥用のエサにされたりもしている。(ニコニコ大百科)
ふむふむ。
麻薬とどこで枝分かれするのか良くわかりませんが、
一つ勉強になりました。
店内に入るとパンがずらり。
良く見ると全部があんパンです。すごい。
何にしようかなと悩んでいると、
店員さんが「試食してみますか?」と栗あんパンをお1つ頂きました。
うん、美味しい。
それにしても何にしようかな。
あ、マンゴーココナッツあんぱんなんてあるんだ!
気になるなーなんて話していると、「こちらも試食してみます?」との声。
「いいんですか!?」と聞く間もなく、
店員さんは、新しい袋を一つ手に取り、奥に行ってナイフで試食用に切ってくれました。
なんだか嬉しいなー、申し訳ないなー。
でも、「美味しい」と感じてもらったうえで買ってもらいたいというお店の姿勢を感じて、とても好感が持てました。
この、マンゴーココナッツあんパンも、
全く予想できなかったのですが、思いのほか爽やかに美味しかったです。
うーん、何にしよう。
お、「おみやげ一番人気!」と書かれた、お楽しみ袋なんてのもある。
こちら、5個のあんパンが入って1100円とのこと。
「3つでも1100円くらいしてしまうので、とてもお得ですよ!」と一声。
商売上手ですなー。
じゃー、それお1つ下さいな。
というわけで、5個の詰め合わせを頂くことにしました。
1.「極上栗あんぱんゴールド(こしあん)」
2.「極上栗あんぱんゴールド(つぶあん)」
3.「はちみつリンゴあんぱん」
4.季節のあんぱんから一つ選べるという事で、
「バターうぐいすあんぱん」と悩んだ結果、
試食した 「マンゴーココナッツあんパン」をセレクト
5.「けしあんぱん」「さっぱりこしあん」「スーパーさっぱりこしあん」から一つ選べるという事で、
「スーパーさっぱりこしあん」を頂きました。
5個のあんぱんは重いかなーと思ったけど、
甘さすっきりで、ぺろりと平らげてしまいました。
築地に来たら、築地市場もいいけど、あんぱんもいかがでしょう。
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