先日、縁があって高知県のメロン農家さんにお邪魔してきました。
そこで出てきたメロンが美しく、そして、美味しかった。
これまで食べたメロンの中で一番の甘さとみずみずしさ。
そんな絶品メロンを頂きながら色々な話を伺いました。
メロンは、収穫して2週間くらい寝かせると美味しくなるようなんですよ。
採ったばかりは、そんな美味しくなく、
そして、枝になったまま置いておいてもダメで、
採ってから2週間くらい置くのが美味しく食べるポイントなんだとか。
普段、八百屋で並んでいると、
その前の行程がどうなっているかなんてあまり想像しないのですが、
実際に農家を訪問してみることで拡がる世界ってあるモノです。
そして、ベタな質問も投げかけちゃいました。
「美味しいメロンってどうやったら見分けられるんですか?」
・・・
こちらとしては、あの網目の濃さとかデザインとか、切ったヘタの太さとか、
大体そんなとこで見分けるんじゃないかと予想していました。
色とか、重さとか、触った感じとか、音とか、、、
どうやって見分けるんだろうと思ったら、、、
・・・
『生産者だね!』
・・・
『いい生産者がつくったメロンはうまい!』
『一番の違いは生産者でしょう』 と。
日に焼けた顔で笑いながら語ってました。
真っすぐに。
・・・
確かに!
「いいメロンを選ぶたった一つのポイント」は「生産者」です!
・・・
写真とか、絵って、テーマで買わずに、
「作者」「アーティスト」が前に出て人買いする。
料理だって、高いお店は料理人が立ってる。
コンサルタントだって、会社の看板ではなく、結局は個人の腕次第。
考えてみれば、
その産地がいいんだったら誰だって出来ちゃうけど、
その「産地」をブランドにしているのはそこにいる個人個人で、
当たり前だけど、その中でもすごい人もいれば、普通の人もいるだろう。
だから、いいもの選ぶのに、
「生産者で選ぶ」
というのはとても理にかなっていること過ぎて、
それなのに、意識してきたことなさ過ぎて、ガツンって来た。
・・・
ただ、きっとこれまでは生産者で選びたくても、流通の経路を経る中で、
なかなか「生産者で選ぶ」っていうのが選択が、現実的ではなかったのだ。
でも、今、ポケマルっていうサービスが巷で注目を集めている。
https://poke-m.com/
あー、このサービスってそういうことなのか、と点と点が線につながった。
逆を言うと、これまではC2Cマッチングの一つくらいしか思えていなかった。
これはいいモノに出会い続けられる場なのかもしれない。
んで、このサービス。
ここで白状すると、
お世話になっている方々が作っているサービスで、
とっても気になっていて、使おう、選ぼうって思うのだけど、
未だに初利用できていなかったりする。(本当に申し訳ない)
でも、そんな自分が利用できていないあたりに、
サービスのブレークスルーがあるんじゃないかと思い考えてみる。
- 会って聞くような生産者の熱量がサービス上で伝わり切っていない
- 検索が若干しづらい
- あと現実的な問題は生鮮品の受け取りの日程調整…
1.会って聞くような生産者の熱量がサービス上で伝わり切っていない
結構、ウェブサイトが淡々としている印象がある。
商品説明を読んでも、なんだか一般的なECサイトと似た印象を受ける。
個人的には、東京R不動産で物件を眺めているのが好きなんだけど、
それと同じような目線で野菜や魚介類を見れたら、
もっと感じるところもありんじゃないかと思ったりする。
2.検索が若干しづらい
このサービス使いたい人って、エリアと商品で選びたい人じゃない気がする。
これまた東京R不動産的なんだけど、
不動産の様に「レトロな味わい」「改装しよう」「屋上/バルコニー」と
カテゴリーがユニークで好き。
このように例えば、目的・ニーズ別のカテゴリがあって、
「つくりすぎ超お買い得」「こだわり過ぎの逸品」「○○も食べた!」、
とかって、選びやすさが上がると助かる。
生産者を選ぶにしても顔写真並んでても選べない・・・
3.あと現実的な問題は生鮮品の受け取りの日程調整…
これは個人的な問題ですが、
なんだか本なら勝手に宅配ボックスに届けておいてって感じなのだけど、
生鮮品となるとなんだか受け取る時間にいなきゃいけない気もして、
その日程調整がちょっとめんどくさかったり、、、
・・・
メロンから大きく話はそれましたが、
「生産者で選ぶ」って大事な軸だなって思ったのと、
ポケカルで一押しの生産者を聞いて、
その人の商品を頼んでみようと思ったのでした。
あ、あとこのメロンも頼む!
美味しいモノ食べると、人生幸せになるしね。
コメント