築地本願寺カフェTsumugi(築地)で贅沢な朝食を頂く

定食

2017年に築地本願寺の境内にオープンし、あれよあれよと人気になり、毎朝開店前に行列のできるカフェTsumugi。

いつか行ってみたいと思いながら、横目に見る日が多かったのですが、やっとこさ、訪問することが出来ました。

訪問前に最新の情報をチェックしておきましょう

2023年5月に訪問したところ、店内は全部で100名分の席があるようですが、半分は予約席となっていました。

全42席(約100名)中、半分を予約席とさせて頂きます。
半分は当日席となりますので、直接店舗へお越し下さい。

公式予約サイト

ちなみに、「混んでるのは週末だけで、平日は空いているでしょ?」と思われるかもしれませんが、平日でも8時の開店前に行列ができていないのを見たことはありません。

強いて言えばここからは推測ですが、市場が休みなのは基本水・日ということもあり、水曜あたりが一番、朝食だけで言うと狙い目なのではと思っています。
(「朝食食べて築地でお買い物」という層も一定いると思われるため)

ちなみに、築地の築地魚河岸はじめ多くの老舗のお店は東京中央卸売市場のカレンダーに従って営業しています。それはこちらをご参照ください。最近インバウンドの増加に伴ってか、休市日であっても賑わいがあり、オープンしているお店も増えてきているので、玉子焼き食べたり楽しむことはできます。

朝の予約は1カ月先まで結構埋まっています。

「半分は当日席」という事なので、時間に余裕があればそれを狙うのが現実的かもしれません。

当日席を狙う際には時間に余裕をもって訪問しましょう

8時には大行列になっている様子を見ていたので、だいぶ余裕をもって7時10分に現地に到着してみました。(市場が休みの祝日でした。)前にいたのは10名程!50分前でもう既に10名が並んでいるのをどう考えるか、、、ですね。

7時半くらいには、30人以上が並んでいたように思います。
8時くらいにはコーナーを曲がっていたのでどれくらいの方がいたのかは定かではありません。

8時になると、予約してきた人がゆとりを持って現れます。羨ましい!
ちゃんと計画して行動している方の特権ですね!

まずは予約の方が席に案内された後、当日席の人が店内に案内されます。

17番というテーブルに案内されました。
早く着いたということもあり、余裕。

このTsumugiが有名になったのは、このメニューのおかげと言っても過言ではない看板メニューがあります。

それが、18品の朝ごはん。ずらりと並ぶ小鉢が美しい。

2,200円と少々お値段はしますが、せっかくなのでそれを注文します。
築地のお寺の朝ごはんや和グラノーラも気になるところですが、またの機会に…

注文してみていると、続々と厨房から運ばれていきます。
見た感じ8割以上は18品の朝ごはんだったような・・・

まずは、朝ごはんについているお茶が運ばれてきます。
三重県産・福岡八女産のかぶせ茶を注文。

なんかこういう出し方なのも少し優雅な空気が生まれます。

「時間に余裕を持ちましょう」という話をしたのはここからが少し思ったより、待ちました。

多分予約の人から給仕され、注文受けた順に出していくのだと思いますが、8時に入店し、結局手元に食事が並んだのは、8:45頃でした。

お茶を先に出したのもその時間をのんびり過ごしてほしい、お茶でも飲んでちょっと待っててねというメッセージなのかなと感じました。別に急いでもいなかったので、色々話せるいい時間でしたが、「急いで朝食を!」「8時にさくっと朝食食べれば、9時会社に間に合う!」とか思っていると落ち着いて食べることは出来ないかもしれません。

こちらが18品目の朝ごはん。

なんで18品目なのかというとホームページにその由来が書いてありました

昔むかし、阿弥陀仏(あみだぶつ)は、法蔵(ほうぞう)という菩薩(ぼさつ)でいらっしゃいました。ある時、法蔵菩薩は「いのちあるものをすべて救うことのできる仏になりたい」と決意され、五劫(ごこう)というとてつもなく長い間、考えをめぐらせて48の願いを建てられました。その願いの18番目が「本当に安心できる世界に、いのちあるものすべてを平等に生まれさせたい」という願いです。法蔵菩薩は、それからさらに長いながい間、大変に厳しい修行をされて、ついに阿弥陀仏になられたのです。この18番目の願いを阿弥陀仏の根い=本願(ほんがん)として私たちは大切にしています。

築地本願寺

美味しいだけじゃなく、学びのある朝です。

ちなみに、お皿の下には、メニューの説明が書いてあります。
黒豆は築地江戸一のもので、他にも松露さんとか、紀文さんとか築地に馴染みのあるお店の食材が使われています。こうした地域との連携も素敵です。

補足ですが、おかゆに関してはおかわり自由とのことで、昆布の佃煮や明太子、梅干し等々ごはんのお供も充実しているので、その気になれば結構いけそうです。
(この日は1回だけお替りしました)

そんなこんなで朝からとっても贅沢な気分になれる本願寺Tsumugiカフェの朝食でした。

可能なら、計画だてて予約して訪問することをおすすめします。

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