一見入りにくそうなんだけど、なんだか入ってみたくなるお店で、入ってみると内装といいマスターの人柄といい、とても落ち着く雰囲気でした。
ふらっと来て、ぼーっとしたくなる、とっても渋いお店で「幻の味」白神うどんを頂きました。
ポーカードッグは、人形町が誇るハンバーガーの有名店ブラザーズの横にあります。
何度か通りかかった時に看板を見て気になっていました。
「幻の味」という名前はこの看板から引っ張ってきました。
何が、幻なのかは、正直分かりません。すみません。
ちなみに、貼り紙を見ると、めっちゃ、居酒屋とアピールしています。
しかし、外観は居酒屋というより、喫茶店という佇まい。
懐かしい感じのにおいがします。
しかも気になるのは、右側にかかれた「Phone 662-9407」。
ここ、東京だし・・・、1ケタ足りないような。
これは、昔、電話番号が9桁だった時の名残です。
昔は03-□□□-△△△△だった電話番号が、
電話番号が足りなくなり10桁になった際に、
一律、03-3□□□-△△△△となりました。
こんなところにも歴史を感じます。
「幻の味」白神うどんとライスカレーがおススメとのこと。
これは、白神うどんとカレーごはん付セット600円以外の選択肢がない状態です。
暖簾をくぐってみると、店内は予想通りの雰囲気。
ドアが常に半開きの状態なのにエアコンがよく効いていて快適でした。
注文の仕組みが分からず、席についていると、
カウンターにいた「マスターから注文は?」と聞かれました。
「三菜うどんとカレーのセットと、かき揚げうどんとカレーのセットを1つずつ下さい!」
この店は基本的にはセルフサービスです。
お水も自分で取りに行きます。
そして、料理も出来上がったらその時取りに行きます。
そしてその食事と引き換えに御代を支払うというシステムです。
こちらが、三菜うどんとカレーのセット。山菜ではなく、三菜でした。
こちらが、かき揚げうどんとカレーのセットです。
ちなみに薬味のねぎは自分でかけ放題なので、
つい欲張ってかけちゃいました。かき揚げうどんの方。
うどん好きとして、幻のうどんがどんなもんかと思ってましたが、
麺は細めのうどんでした。
コシとかではなく、つるっと食べられる感じのうどん。
個人的には讃岐の太くてコシのあるうどんの方が好きですが、
たまにはこういううどんも悪くない。
何より、なんだかこの店内の、仕事の喧騒から離れた雰囲気が素敵でした。
器はなぜだか、大勝軒。
また来たいと思います。
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