バクロコモン、和西灯に続いて、ホント探せばいくらでもいいお店が見つかります!
馬喰町、東日本橋エリア。
奥が深いというより、広く、かつ、深いのが、このエリアの特徴です。
今回見つけたお店は、雑居ビルの地下に細い階段で降りていくお店。
レ・フルシェット。奥にエレベーターもあったようです。
「ワイン食堂」と書いてあったので、そちらが店名かと思っていましたが、
「ル・フルシェット」と言うお店のようです。
去年オープンした際に、帝国ホテルの有志一同の方から花が届いていたので、
それなりの格式のお店なのだろうなと思いながら、
いつもお店の前を通って気になっていたので、
勇気を振り絞ってまずはお手軽なパスタランチに足を運びました。
あとから知ったのですが、
人形町の駅の方に1号店があり、こちらは2号店とのこと。
前菜、パスタ、パン、デザートがついて1,000円。
値段的に、この近辺は何故か前菜もセットで1000円が多い。
前菜・デザート抜きの850円くらいがあってもいいのになーって個人的には思いますが。
注文をすると早速前菜がやってきます。
13時過ぎという事もあり、自家製ポークロースハムが品切れという事で、
代わりに、自家製パテが出てきました。
マスタードを付けて食べるのがいい感じ。
お腹がすいていたので、すぐに食べてしまい、パスタを待ちます。
そして、しばらく待つこと、出てきたこちらが、オイルパスタ明太子を載せて。
明太子が全体的にまぶしてあるというより、
スライスされた状態で、結構な量がのっています。
フォークでくるくるして食べると、あ、これ好きなやつだ。
麺の固さは、最初アルデンテよりちょっーと固めな感じ。
なにより「これ好きなやつだ」と思ったのは、パスタの温度。
くるくる巻いて、口の中に入れたときに、
「あっ、あつっあつっ!」ってなるくらいの熱さが個人的には好きなのです。
「あっ、あつっあつっ!」
まさにここのパスタはビンゴでした。
そうこうしているうちに、最初固めかなと思ってたパスタも、いい感じの食感に。
このパスタ、このエリア一かもしれない。
トラットリア・コッレがこれまで一押しで、
ディアレストの接客も心地よかったのだけど、
ル・フルシェットがここにきて急上昇。
難点は、地下でちょっと抜けた感がないことだけど、
うにパスタ以外が食べたくなった時は、このお店に来る気がします。
パンもバターの味が効いてて、美味しかったー!
パスタも然ることながら、バケットで買いたくなるくらい、パン美味しかったです。
しめのデザートはクレームブリュレ。
パリッとした表面の下には、滑らかなプリン。
あー、これも美味しいわ―。
食後には量も適量で、何ともぜいたくな気分になれたパスタランチでした。
それぞれ、ちょっと足りない、もうちょっと欲しい!と思わせて、
全体としてはお腹がそれなりに満腹になる。
それがベストな水準なんだと思いました。
勇気振り絞って、地下に足を踏み入れてみて正解でした。
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