瓢亭(京都:南禅寺)で初めてのミシュラン三ツ星とご対面

京都府

「一度でいいからミシュラン三ツ星に行ってみたい」

かねてからの夢でした。

B級グルメ家族の・・・と名乗ってるのに、
「A級かよ!」とか、「一人で行っちゃったのかよ!」とか、
色んな批判は甘んじて受けます。

「そうだ、京都、行こう」
友人と重い腰を上げて、京都で実現することになりました。

どのお店にしようか、悩みながらも、選んだのは、
たまにちらりと耳にする瓢亭さんです。

電話で予約したときも、ペーペーの電話に対しても、とても親切でした。

いざ、訪問。

着いたら速攻で、なんだか緑の中を歩かされます。

なんだここは。一気に現実から異世界へ。

通されたのは、築400年を超える古民家。
ゲストごとに違う空間に通されるようで、全く他のゲストの空気感を感じませんでした。

DAIKINのエアコンだって、こんなオシャレに隠されてますから!

築400年。
多少立つと圧迫感ある空間の畳に座ります。

なんて言うんだろう。
茶室に座ったような、どこか心が落ち着く感じ。

ドリンクのメニューを研究。
清酒200ml 1,300円~、冷酒240ml 2,000円~は思ったよりは良心的
ビールも1,200-1,300円だし。

まぁもちろんこんなのもありますけどね。65万円のボトルとか。

ロマネコンティのスペル初めて知りました。

京都は日本酒乾杯条例があるので、しょっぱなから日本酒で乾杯。玉乃光なり。

料理もゆっくりペースで出てきました。

枝豆と豆乳のペーストに茄子、その上にウニ乗せ

なんていうか、くりえいてぃぶ、です。

続いてはお刺身。鱧と鯛。
「鱧は塩で、鯛はトマト醤油がおススメです。」
トマト醤油とか初めて聞いたし。

出てくるものに感心しすぎて、田舎もんまるだし。
東京から来たけど。

続いてはアコウとにゅうめん。
あぁ優しい味だわぁ

一緒に来た人は、ナプキンの縫製の細かさまで感心してました。

お次は、土佐ジローというブランド卵を使った瓢亭たまごと、
ささげ、はも、車エビとパプリカと万願寺唐辛子を使った一品。


瓢亭も多くのインバウンド客に支えられているようですが、
毎月決まってくる中国のゲストは必ずこの卵をお代わりするんだとか。
いやー、ホントに美味しかった。

そんな量的に食べてないのに、ゆっくりさと雰囲気で満腹になってくる。

続いて出てきたのは鮎。頭からしっぽまでふんわりさくりとペロリ頂けました。

その次は、、、説明聞き忘れた!

そして最後に、ご飯とお味噌汁

この豆ごはんが美味しすぎて、思わずお代わりしちゃいました。

しめは、、、
シャインマスカット、メロン、桃のコンポート、キリシュのジュレという
これまたシャレオツで、まいうーなやつ。

あれ、和じゃなくて、洋で締まるんだと思ったら、
ちゃんと最後には、和が出てきました。

和菓子と抹茶。

いやー、なんていうかとても贅沢な時間を過ごしちゃいました。

変な話トイレまで素敵な異空間でしたし。

ちなみに料理が1人27,000円で、
飲み物は日本酒を1人2合ちょっとくらい飲んで、
合計で1人32,000円いかないくらいでした。

そこそこ飲んだ気分になってたのですが、
飲み物代がそんないってなくて、他のサービス料とかが変に乗るわけでもなく、
意外と思ってた以上に安く収まりました。

たまにはこういう世界に触れておくのも教養だなと思った一日でした。

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